ケアンズに行くなら、足をのばしてグリーン島へ行ってみませんか?
グリーン島は、ケアンズからフェリーで45分の距離にある小さな島です。グレートバリアリーフの一部で、美しいビーチや熱帯雨林の魅力がぎゅっと詰まっています。島にはホテルがあり、日帰りでも宿泊でも楽しむことができます。
「グレートバリアリーフで泳ぎたい!」
「小さい子がいても楽しめる?」
小さな子どもと海水浴をするなら、グリーン島がおすすめです。3歳と7歳の兄弟と楽しめましたよ!
- グリーン島はどんなところか
- 船のチェックインについて
- 海水浴のポイント
- 日帰りの際の注意点
- 宿泊ホテルの紹介
グリーン島の基本情報・行き方
グリーン島はグレートバリアリーフにある島の一つです。珊瑚や砂が堆積してできた島に、野鳥が運んできた種が育ち、熱帯雨林が形成された独特な島です。
ケアンズ中心部近くの海は広い干潟になっており、自然保護の面から海水浴ができません。ケアンズ旅行で海水浴がしたいなら、グリーン島などの島観光が必要です。

行き方はクルーズ船がメイン
ケアンズからグリーン島への日帰りクルーズは、グレートアドベンチャーズ社と、ビッグキャット・グリーンアイランド・リーフクルーズ社の2種類あります。グリーン島にあるインフォメーションセンターやダイビング、シーウォーカーは前者の経営なので、グリーン島を中心に遊ぶのならグレートアドベンチャーがおすすめです。
私たちはグレートアドベンチャーズで行ってきました。
グレートアドベンチャーズの出航時間は次の通りです。所要時間は片道45分です。
ケアンズ発 | 8:30 | 10:00 | 13:00 |
グリーン島発 | 12:00 | 14:30 | 16:30 |
チェックインの仕方
チェックインは、ケアンズ中心地のリーフ フリート ターミナルで行います。

ターミナルは、ヒルトンホテルと、シャングリラ・ザ・マリーナ ケアンズホテルの間にあります。
始発8:30の便はとても人気で、7:00頃には大行列ができていました。クルーズ船は事前予約しておくのがおすすめで、時間は当日空きがあれば変更可能です。
グリーン島のホテル「グリーンアイランドリゾート」の宿泊客は、ホテル用チェックインの受付があるので、大行列には並ばずチェックインできました。

子連れで並ぶのは大変そうだったので、すぐチェックインできて助かりました。
ホテル宿泊者は大きなスーツケースもここで預けることができます。
ターミナルの横にカフェがあり、朝ごはんを食べながら出航を待つことができました。
乗船のポイント
乗船は、すぐ近くの桟橋からです。


乗船開始は出航15分前と案内されましたが、その時間には1階席と2階席は満席で、屋上にしか座れませんでした。少し早めに乗船エリアに行くのがおすすめです。帰りの便もかなり行列になりますので、余裕を持って動くのが良いと思います。
屋上は強い日差しと風で、サングラスや羽織ものが必須です。でも、眺めはよく、途中で野生のクジラに遭遇して歓声が上がっていました。(屋上がないタイプの船もあります)
揺れが大変強いので、酔い止めも必須です。子供たちは景色をみてずっとはしゃいでいました。
現地のアクティビティ
グレートアドベンチャーズ社で申し込んだ人は、次の項目が船料金に含まれています。
- グリーン島プール
- 日帰り客専用の施設利用(シャワーや更衣室)
- スノーケル用具レンタルまたはグラスボトムボート
追加料金を払うとアウターリーフへ行くオプショナルツアーにも申し込めます。半潜水艇やダイビング、ヘリコプター遊覧飛行はこのオプショナルツアーが必要です。
オプションツアーは、空きがあれば当日追加もできるようです。乗船後、グリーン島到着前に船内スタッフに聞いてみてくださいね!



日本人スタッフの方もいたので安心でした
グリーン島の施設


島内の主な施設は次のエリアに分かれます。
- 受付
- 食べ物エリア
- ビーチ
- ホテル
- 観光施設
受付(Dive shop)
ここでは、グラスボートの受付やシュノーケルのレンタルが可能です。
船が桟橋に着いてすぐは、観光客が殺到して長い行列ができます。10-15分くらいで人が捌けることが多いそうで、行列が長い場合は先にビーチに向かっても良いかもしれません(お店の人談)。
食べ物エリア
ランチタイムの飲食店は2つで、レストラン「Emeralds Restaurant 」と、軽食スタンド「Canopy Grill」です。
どちらもクレジットカード決済可でした。
Emeralds Restrantでは、ハンバーガーやオージービーフ、海鮮料理を楽しめます。キッズメニューは、パスタメインのセットでした。
店内は広く、12:00近くではほぼ満席になっていました。水着での入店はできません。


Canopy Grillは、ハンバーガーなどの軽食スタンドです。お店の周りにフードコートの様にテーブルと椅子が点在しており、そこで食べられます。どの席も長く居座る人が多く、比較的早い時間から埋まっていました。
購入したものはビーチの方まで持っていけますが、紙袋などはなく、トレーで運ぶしかありません。ビーチまでは少し距離があるのでご注意ください。
他にドリンクスタンドが2箇所ありました。ビーチにも、缶ジュースやお菓子の販売がありましたよ!
観光施設 Marineland
ここでは、ワニや熱帯魚を見ることができるそうですが、我が家は時間がなく行けませんでした。
入場料が必要なのでご注意ください。
ビーチでの海水浴
グリーン島のビーチは本当に美しいです。





この海を楽しまないのはもったいない!
遠浅で、ライフセーバーも見てくれているので、安心感があります。珊瑚礁はありませんが、シュノーケルなしでも熱帯魚がちらほらいました。
ビーチパラソル
子連れで海水浴をする際、ポイントになるのは日陰をゲットできるかどうか。しかし、グリーン島ビーチに木陰はほぼありません。ケアンズの日差しは日本よりずっと強いので、長時間の直射日光は辛いです。
ここでは、有料レンタルのビーチェアとパラソルを借りるのがオススメです。お値段は40ドルほどだったと思いますが、詳しくは現地でお確かめください。ビーチ奧の売店で申し込み可能です。
カヤック体験
ビーチではカヤック体験もできます。全員無料なのかホテル宿泊者だけ無料だったのか忘れてしまったのですが、7歳の長男とパパとで楽しんでいました。
海水浴後のシャワー
グリーン島にはシャワーがいくつかありますが、残念なことに温水はでません。水が結構冷たくて、「足元だけ洗い流して、後はホテルに帰ってから洗おう」と話している人が多かったです。
シャワーの場所は、受付(Dive shop)の裏やプール近くにありました。
ホテル Green Island Resort
ここは、全室スイートルームの5つ星のリゾートホテルです。16:30に最後の船が出航した後は、グリーン島は宿泊客だけの貸切状態となります。
宿泊者には、次の特典があります。
- サンセットウェルカムドリンク
- ナイトウォークツアー
- 宿泊者専用プライベートプール
- ビーチパラソル無料レンタル
- 船のチェックイン専用受付
サンセットウェルカムドリンクとして、夕方になると桟橋でフリードリンクが振る舞われます。夕陽を見ながらゆったりとした時間を過ごすことができ、魚の餌やりも見られますよ。
夜は街の明かりがないので、満天の星空を見ることができます。
朝は誰もいないビーチを、波の音を聞きながら散歩するのも気持ちがいいです。





ゆったり過ごしたい方にはホテルがオススメです。
実際に行ってみて
私達は、グリーン島をゆっくりと楽しみたかったのでホテル宿泊にしました。
ケアンズ到着日にグリーン島へ行くことにしたので、空港に到着後、リーフフリートターミナルに直行し、船のチェックインをしました。入国審査や移動時間などあって、ちょうど良い時間にチェックインできましたよ!
一方残念なことに、移動疲れで夕方からみんな眠ってしまい、サンセットや星空は見れませんでした。朝早く誰もいないビーチを散歩できたのは、またとない体験でした。
子供達と海で泳いだり、砂遊びや貝殻拾いをしたり、まったりのんびり過ごせました。「何もしない時間を味わう贅沢」が得られた2日間で、大満足の旅行でした。
また行きたいですね〜!
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