この記事では、キュランダ村へのアクセス方法についてまとめています。
「ケアンズで有名な観光地に行ってみたい!」
「小さい子がいても楽しめる場所に行きたい!」
キュランダ村はケアンズから離れているので、小さな子連れでも楽しめるか不安ですよね?キュランダ村は道中のスカイレール、観光列車を含めて楽しめますよ!
この記事を書いている私は3歳と7歳の子育て中です。
キュランダはコンパクトな村で、子連れでも観光しやすかったですよ!
- キュランダへの主なアクセス方法
- 子連れに最適な交通手段と組み合わせ

キュランダ村へのアクセス方法
キュランダ村への行き方は、①スカイレール、②キュランダ 観光列車、③レンタカー、④バスの4つがあります。キュランダへ向かう道中も観光を楽しめる、スカイレールと観光列車についてまとめました。
我が家は行きはスカイレール+帰りは列車を選びましたが、反対のパターンも選べます。

スカイレール | 観光列車 | |
所要時間 | 約45分(+始発駅まで20分) | 約2時間 |
運航時刻 | スミスフィールド駅発 09:15~14:45まで運行 キュランダ駅発 10:00~15:15まで運行 | ケアンズセントラル駅発は08:30(普通車のみ)、09:30(ゴールドクラス車両あり) キュランダ駅発は14:00(普通車のみ)、15:30(ゴールドクラス車両あり) |
価格 | 片道 大人68AUD、子供34AUD ダイヤモンドビュー追加料金 31AUD(一人あたり) | 片道 大人55AUD、子供28AUD ゴールドクラス追加料金 54AUD(一人あたり) |
※時間や価格は、変化する場合がありますので、公式サイトや各ツアー会社にご確認ください。
スカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイ
スカイレールは、ケアンズからキュランダ村までの道のりを熱帯雨林の上空から楽しむことができます。6人乗りのゴンドラに乗り、景色を楽しみながら進みます。
スミスフィールド駅
スカイレールの出発駅はスミスフィールド駅です。郊外にあり、ケアンズ中心部からは車で20分ほどかかります。駅まではバスやツアー会社、タクシーを利用しましょう。

結構混んでいるので、乗車券は事前購入がおすすめです。
ここでは無料Wi-Fiが使えて、待ち時間に解説アプリをダウンロードすることができました。ただ、私はアプリがうまく動作せず使えませんでした。ホテルなどで事前にダウンロードして試してみるのをおすすめします。



この日は風があまりなく、揺れも少なくて快適でした。進行方向と逆サイドは日差しが強いので、帽子必須でした。
遠くにグリーン島も見えましたよ~!
途中、壁や床が透明な素材でできている「ダイヤモンドビューゴンドラ」とすれ違いました。追加料金を払うと乗れるそうですが、子供は「怖いからやだ」と嫌がっていました…。
レッドピーク駅
ここではみんな降車します。次の乗り場まで、熱帯雨林の中の遊歩道を歩いていきます。


熱帯雨林の中は少し肌寒かったので、薄い上着が役に立ちました。
遊歩道の終わりに次の乗り場があり、またスカイレールに乗ります。この駅にもトイレがありました。
バロンフォールズ駅
次の駅はバロンフォールズ駅です。ここでは観光名所のバロンの滝を見られるのですが、ツアーガイドさんによると、降車しないほうがいいとのこと。観光列車で滝を見る時間が取れるので降車しない人が多く、いったん降りてしまうと再度スカイレールに乗り込む際に、あいているゴンドラがなかなか来なくてしばらく足止めを食らってしまうそうです。
観光列車に乗らないわ!というのでなければ、ここでは下りずに通過しましょう!

熱帯雨林の奥深くになってくると、突然奇声が聞こえてびっくり!よく見ると、レールの上に野生のオウムが止まっていました。自然を感じますね~!
終点:キュランダ駅
さて、キュランダ駅に到着です!スカイレールの乗車時間は大体45分くらいでした。あっという間の空の旅でした。

キュランダ観光列車(キュランダ・シーニック・レールウェイ)
キュランダ観光列車は、120年の歴史ある鉄道で、ケアンズからキュランダ村を結びます。テレビ番組「世界の車窓から」のオープニングでも使われていたそうですよ!
私たちは、キュランダからの帰りに列車に乗りました。観光地で止まったり、速度を落として走り、乗車時間は約2時間です。

キュランダ駅
鉄道の駅はキュランダ村の中心部から少し歩くので、余裕を持って向かいましょう。駅への道の途中、「まだ間に合う!」「焦らないで!」と書かれた看板をいくつも見ました。ギリギリに走る人もいるのかもしれませんね。

列車の中はレトロな感じで、懐かしさを覚えます。

座席はヘリテージクラス(普通席)とゴールドクラスがあり、全て指定席です。ゴールドクラスはソファ席で、ビールやワイン飲み放題にアイスクリームもついてくるようですよ!

ヘリテージクラスは、二つのベンチシート(4人がけ)が向かい合うように配置されています。たいてい相席になるようで、私たちもオージーのご夫婦と相席でした。我々は英語力があまり…ですが、ちょこちょこっとコミュニケーションが取れて嬉しかったです。

車内では鉄道の日本人スタッフの方がいて、日本語マップも配ってくれました。
バロンフォールズ駅
出発してすぐに、ここで10分間停車します。有名な観光名所、バロンの滝を見るためで、ほとんどの人が降りてホームは人だらけでした。


警笛が鳴ったら出発の合図。列車に戻りましょう!
その後は観光名所を通るたびにアナウンスがあり、速度を落としてくれるので、写真が撮りやすかったです。
ゆっくりした速度と揺れで、子供達も爆睡。ちょうどいいお昼寝タイムになりました。


フレッシュウォーター駅
ここで結構なお客さんが降りていきましたが、ケアンズ中心地まで帰る人はまだ乗り続けます。
ケアンズセントラル駅
ここが終着駅です。駅直結型の大きなショッピングモールがあるので、買い物や食事することもできますよ!

到着するまでに子供達も目が覚めましたが、寝起きの不機嫌で抱っこモードに💦
駅からホテルまでは徒歩でも行ける距離ですが、抱っこでは流石にきついです。今回は現地観光ツアー(ジェイさんツアー)で申し込んでいたため、ホテルへのバス送迎があり、助かりました。
おすすめは「行きはスカイレール、帰りは列車」
実際に行ってみて、小さな子連れにおすすめなのは「行きはスカイレール、帰りは列車」だと思いました。
行きは子供達も元気いっぱいで、時間の短いスカイレールがぴったり!帰りは電車でゆっくりお昼寝できます。車内では大人も少し寝て、体力回復できました。ケアンズセントラル駅から市内中心部へのアクセスがいいので、ホテルへ帰るのもスムーズですよ!
持っていくと便利なもの
暑さ&寒さ対策
キュランダに限らずですが、ケアンズの日差しは強く、帽子や日焼け止め、虫よけは必須です。
熱帯雨林の中は木陰でひんやりしているので、薄手の上着も重宝しましたよ!
子どものご機嫌取りアイテム
スカイレール、鉄道のどちらでも途中で飽きてしまうこともあり、日本やケアンズのスーパーで購入したお菓子が役に立ちました。
キュランダ村のベンチは比較的きれいですが、たまに汚れたりもしていました。子供が座れるように100均のレジャーシートが1枚あると便利でしたよ!
注意すべきポイント
キュランダ観光列車の帰りの便は14:00発と15:30発がありますが、繁忙期は15:30発は予約の時点で満席になってしまうそうです。実際、私たちも1週間くらい前に予約しようとしたところ、15:30発は満席で取れませんでした。
お盆など繁忙期に行く場合は早めの予約が必要です。ただ、14:00発しか空きがなかった場合も、当日キャンセルが出ることが多いらしく、当日キュランダ駅で時間変更可能か聞いてみると良いですよ!私達も時間変更できましたので!
キュランダ観光は1日かかりますが、行き帰りも現地でも楽しいので、ぜひ、行ってみてはいかがでしょうか?
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